モロッコ旅行記 〜Part.3 青い街シャウエン〜
砂漠から戻ってきてフェズに一泊し、翌日朝6時に起きてシャウエンに行くバス停に向かった。バス停は新市街地にあるため、ホステルがある旧市街地からは少し離れている。なので、タクシーを前日ホステルの人に予約してもらった。
シャウエンまでは休憩も含めて3時半ほどかかる。朝一番のバスでいき、夜のバスでフェズに帰ってくることも可能だが、夕焼けに照らされるシャウエンや朝の静かな街を散歩したかったので、一泊した。
シャウエン(別名:シャフシャウエン)は人口も少なく小さな街で、だが青い街として最近SNSで有名になってきている場所である。建物はもちろん階段もドアも様々な「青」で表現されている。
写真を撮るのが本当に楽しい!
シャウエンは小さく、基本どこにでも歩いていける。ついて、早速宿の人にオススメされたレストラン「sofia」にいった。店内も青色で装飾されている。安くて美味しかった。場所は、大きな広場(Plaza el-Majzen)の一つ奥の道にいったところにある。
シャウエンの魅力は青い景色だけではない。人が穏やかで暖かい。そしてもちろん、フレンドリーである。急激に増えて写真をたくさん撮る観光客に苛立ってるかと思っていたが、歓迎してくれている。道に座って休憩していたら子供達が声をかけてきたり、可愛いイタズラをしたり。
シャウエン観光で絶対に外せないのは、夕日に染まるシャウエンの街の景色である。
「ダル・ベスメラ」という場所から更に山の上のモスクに続く道があり、15分ほど緩やかな山道を登ればモスクに到着する。モスクからはシャウエンの街が一望できる。夕方になるとその景色を求めてたくさんの観光客が集まってくる。気がついたら丘に2時間ほど座って景色を眺めていた。時間を忘れて景色を楽しんだ。
シャウエンの朝は遅い。基本店が開き始めるのは12時頃からである。なので11時頃までに街を歩くと、店が全部閉まって静かなシャウエンを見ることができる。どの景色も似ているので、すぐに迷ってしまいそうだ。たくさんの店で賑やかなお昼の景色とはうって変わっている。
モロッコに訪れるなら、マラケシュ・フェズの大きな都市だけでなく、小さな都市も訪れるのをオススメする。
泊まったホステル「Hotel Souika」
綺麗で快適だった。屋上もあり、山や町並みが見える。
オシャレな石鹸屋さん。
レストラン「Sofia」から更に奥へ行けば見つかる。ヘアオイルや香水などもある。