イスラエル旅行記 〜Part.2-1 エルサレム〜
テルアビブに二泊した後、バスでエルサレムに向かった。
エルサレム行きのバスは”ターミナル2000”から約15分おきで出発している。
バスは簡単に見つけることが出来るので、とりあえずバス停につけば大丈夫。
確か料金は550円ほど。(安いじゃん!)
2時間弱でエルサレムに到着。
エルサレムっていうと歴史の教科書で見た、「嘆きの壁」「聖墳墓教会」「岩のドーム」の景色しか印象なかったから、実際に現代風の都会を見てびっくりした。
いわゆるエルサレムって言われて思い浮かぶ景色は「旧市街」で、その他は「新市街」で他の街と何ら変わらない。
新市街には、バー・フード屋台・ショッピングストリート・カフェ・市場などがある。
市内の中心地にあるマハネ・イェフダ市場は夜になると本当に賑やかなバー街になる。週末には大勢の若者が踊り狂っていた。
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なんでエルサレムが重要な土地なのか。
それはもちろん宗教的に重要な場所が沢山あるからだ。
その中で私が行った場所をピックアップして紹介する。
1.嘆きの壁
紀元前20年頃のヘロデ大王時代のエルサレム神殿(ユダヤ人にとって最も神聖な神殿)の外壁で、今でも残っている部分。
ユダヤ人は今はなき神殿を思って嘆いている様子から、嘆きの壁と名付けられた。
真剣に祈りを捧げている様子に言葉を失った。
男女別で祈りのスペースが設けられている。
+ダビデの町国立公園
古代イスラエル王国の絶頂期築いたダビデ王とソロモン王時代の町の遺跡。遺跡だけでなく、当時の町の様子を説明するVTRや遺跡内には地下水トンネルもあり、ビーチサンダルと短パンを持っていればそのトンネルを歩くことができる。水位は結構高く80センチほどあるらしい。中には水着で来ているグループもいた。
遺跡から見えるエルサレムの景色が本当に綺麗だった。
2.聖墳墓教会
キリストの墓とされる場所に建つ教会。ゴルゴダの丘の跡地ともされている。(ゴルゴダの丘とはキルストが十字架に磔にされた場所)
中は地下や2階もあり、とても広かった。全部しっかり見て回るのには1時間くらいかかかる。
+園の墓(The Garden Tomb Jerusalem)
キリストの墓と推定される場所。無料で解放されており、現在では小さな庭となっている。墓とされる場所や、ワインを作っていた場所などの遺跡が見られる。
3.岩のドーム
イスラム教の預言者ムハンマドが昇天したとされる場所。イスラム・ユダヤ・キリスト教にとって神聖な岩(サフラ)があるとされている。岩のドームはモスクではない。
岩のドームの中にはイスラム教しか入ることを許されていないが、外観は見ることができる。だがそのエリアに入れる時間は限られており、また時間もよく変更されることがある。なので一番確かな方法は、現地に行って実際に確認することだと思う。入口は「Dung Gate」側にある。
岩のドームエリア一帯は公園になっており、ムスリムの女性や子供がピクニックしているしている様子をよく見かけた。
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この記事に書いた場所以外にもまだまだ沢山の重要な場所がある。事前にどう重要な場所なのか、どこに行くかをしっかり調べて行くことをオススメする。