パレスチナ旅行記 〜Part.2 ベツレヘムの宿 Habibi Hostel〜
エルサレムを出て、およそ2時間半。
やっとベツレヘムの宿についた。
泊まった宿はここ↓↓
”Habibi Hostel”
ちなみに、宿の場所の目安として、歩いて1分の距離に
「Milk Grotto Church」というのがある。
キリスト教の伝統によれば、エジプトに逃れる前の聖家族が「ヘロデ大王による幼子の虐殺」のあいだ、この場所に避難していたという。聖母マリアの胸から「乳が一滴」洞穴の床に落ち、そこが白く染まったという物語にこの名前は由来する。この空間は3つの異なる洞穴からなり、夫婦間の不妊の癒しを期待する巡礼者が訪れる。(Wikipedia)
流石パレスチナエリア。
まさに聖書の世界。
中もめちゃくちゃ素敵だった。
宿に入ると、
(細身で高身長の顔の彫りが深くてかっこいいいかにもアラブ人な)お兄さんがいた。
「名前はダビデかなぁ〜」と思った。(Nidalさんだった。)
そして、アラビアンコーヒー(所謂ターキッシュコーヒー)を出してくれた。
その日は、暑い中歩きまくって疲れていたので、シャワーに入ってすぐ寝た。
さすが湿気がない中東!
室内はエアコンがなくても十分快適。
宿についてもっと書こう。
このホステルは、パレスチナ在住の兄弟(5兄弟だったかな)で経営しているらしい。
パレスチナに、もう一つ宿を経営しており、2軒目を開いたそうだ。
一番下のお兄さんは、私より一歳下かなんかで、常にめっちゃ笑顔で、フレンドリーで、めっちゃ楽しい奴だった。
毎晩外のテラステーブルで、彼はシーシャを準備して(?)、宿の皆で一緒にシーシャを吸って過ごした。
宿は丘の上にあるため、テラスからは綺麗な景色が見れた。
あのニュースで見るようなイメージとは大違いで、
とてもゆったりと平和な時間が流れていた。
何喋ったとか全然覚えてないけど、とにかく皆で笑ったなぁ。
あの時間は、今でも忘れないとても特別なもの。
宿は二階建てで、プール・テラス・ベンチ・庭・屋上など広々としている。
私が行った時は、宿を移転させたばかりなので、まだ未完成の状態だった。
なので夜涼しくなると兄弟達が集まってきて、工事を進めていた。
完成したら、もっっっっっっとよくなるんだろうなぁ。